初心者でも出来た!バラ完、自作!の第7回目となります。以下の通りご紹介しておりますので、興味のあるところへ飛んでいただいても構いません。
- プロローグ編
- 部品選定編① フレームの巻
- 部品選定編② ホイールの巻
- 部品選定編③ サドル、ハンドルの巻
- 部品選定編④ コンポの巻
- 部品選定編⑤ その他と価格発表の巻
- 組立編① 工具の巻 ←今回はここ!
- 組立編② ホイールの巻
- 組立編③ BB、クランクの巻
- 組立編④ サドル、ハンドルの巻
- 組立編⑤ コンポ残りの巻
- 組立編⑥ ブレーキケーブル調整の巻
- 組立編⑦ ディレーラー調整その1
- 組立編⑧ ディレーラー調整その2
- エピローグ編
ロードバイクのバラ完、自作のいよいよ組み立て編となります。部品選定については、前回までの投稿で一通りそろっていると思います。それではいよいよ楽しい組み立て作業の開始です。今回は組み立てに必要な工具のお話です。
工具は自転車のメンテナンス用の工具セットが販売されておりますので、そちらを用意するかお持ちであればきっと用が足りると思いますが、今回カピバラが使用した工具を紹介します。
六角レンチ(アーレンキー)セット
まずはともあれ必ず必要です。ロードバイクを自分で触るなら大概の場所で必要です。携帯用のものよりは、一本づつ扱えるものがあるといいかと思います。
ボトムブラケットレンチ
GIZA PRODUCTS YC-307BB
こちらはボトムブラケット(BB)の取り付け、取り外しをするためのツールです。BBは規格がたくさんあるため、取り付けするための工具も規格に対応したものを購入する必要があります。こちらではBBはJIS(BSA)規格にしましょう、ホーローテックⅡクランクとしましょうとしておりますので、取りつけるBBは通常シマノのBBであろうかと思います。こちらの取り付け可能なボトムブラケットレンチを購入してください。カピバラの購入したこちらのレンチは、特徴としてBBの中でBB-R9000(DURA ACEグレードのBB)とBBR60(UltegraグレードのBB)それぞれ別のレンチが用意されていて、またレンチ部が丸型になっているため、しっかり力をかけて締め付けができます。
レンチ部がU字型のものも販売されていますが、力をかけづらい等あるようです。また、下に記載しているクランク取り付け工具もセットになっているのでお得です(数百円分ですが)。価格自体も類似商品より抑えめになっていると思います。
クランク取り付け工具
SIMANO TL-FC16
こちらはクランクを組み上げる最後にキャップを閉める(クランクを外すときは最初に緩める)ための工具です。必ず必要ですが、カピバラはBBレンチに付属しているので不必要でした。(黒いダイヤル状の円形の部品です)
スプロケットツール
NOGUCHI YC-126-5A
こちらはスプロケットの取り付け、取り外しをするための工具です。写真の2本がセットで一つの商品となりますが、スプロケット取り付け時は、上側1本しか使いません。下側は外す作業が発生しない限りは使うことはありません。スプロケット交換かホイールメンテの時くらいでしょうか。
ワイヤーカッター
GodHand BWC-150-CN
ブレーキ、シフトケーブルのインナー、アウターケーブルを切るためのものです。こちら切れ味がとても重要です。ケーブルカッター、ワイヤーカッターの名のもと、ピンキリで販売されていると思いますが、個人的にはあまり安物買いをしないほうがよいです。アウターワイヤーは潰れ、インナーワイヤーはばらけてしまいで、結局買いなおすことになりかねません。カピバラ購入品のこちらは少し高いですが、その分切れ味はいいです。今回のバラ完以外でも結構切りましたが、失敗0です(アウターワイヤーはカット後に成形が必要ですが)。インナーエンドキャップのカシメも出来るようになっているのも便利機能です。
チェーンカッター
GIZA UP-BT15C
名前の通りチェーンを切るためのカッターです。新品購入したチェーンはコマが多めになっていて、そのまま取り付けるとほぼほぼ長すぎます。そこでチェーンカッターが必要となります。コマピンをはずすのに使います。またコネクトピンタイプのチェーンについては、チェーンの接続をするためにも必要です。またチェーンカッターにはチェーンと同様に何速用みたいな記載が必ずあります。リア変速段数が何速かでチェーンの厚みに違いがあるためとなっています。こちらは11速まで対応のものとなります。
クイックチェーンリムーバー
GRUNGE G04 TOL
こちらはチェーンの取り付け外しに必要なものですが、チェーンの接続部には2種類ありますが(クイックリンクとコネクトピン)、その名の通りクイックリンクのチェーンの場合のみに使用します。コネクトピンタイプのチェーンを用意されている場合には必要ありません。
これだけあれば組み立て可能です。こうやってみると大したことないですね。カピバラは単品で購入したので、セット販売品より割高ですが、専用品なので使いやすくなっていると思います。
最後に工具ではありませんが必要なものが一つ、自転車用のメンテナンススタンドを用意しましょう。自転車を真っすぐ自立させるのに必要なものです。安いものでも取り急ぎは大丈夫だと思いますし、なくてももしかしたら組み立て可能かもしれませんが、今後メンテナンスするのにも便利です。是非購入しましょう。
それでは次回からは実際の組み立て手順について、もう数か月前に行ったことの復習となってしまいますが記載したいと思います。
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