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初心者でも出来た!ロードバイクのバラ完、自作!
組立編③ BB、クランクの巻

カスタマイズ

初心者でも出来た!バラ完、自作!の第9回目となります。以下の通りご紹介しておりますので、興味のあるところへ飛んでいただいても構いません。

では着々と進めていきましょう。BB(ボトムブラケット)取り付けとクランクの取り付けをしていきましょう。BBはシマノの68mmJISを使用するところでの説明となります。今回使用しているのは、SM-BBR60という型番のものとなりますが、構造としてプラスチック状の長い筒型のものと、ねじ山の切ってある短いものから成り立っています。これをフレームの真ん中の丸く開いている穴にセットするという工程となります。ではやり方を説明します。まずは、自転車の右側(普通に乗車した時の方向、重要ですよ、間違えないで下さい)の穴に長筒側を入れます。

わかりづらいですが、こちらがフレーム右側です

TIGHTENと記載されている矢印の方向にねじ込んでいきます。ちなみにRと書かれているのは右側RIGHTのRです。丁寧ですね~。

フレームのネジ切り部にBBがまっすぐ入ることだけ気を付ければ、ほぼ最後まで普通に手で絞めていけると思います。手で回せなくなったところで工具の登場です。

ボトムブラケットレンチとなります。カピバラが用意したのは、GIZA PRODUCTのYC-307BBというものです。こちらはシマノBBの種類に対応した口が用意されており、今回使用するSM-BBR60や上位機種のSM-BB9000専用の取り付け口があります。これだけ用意されていれば文句ないでしょう。

シマノからも専用工具が販売されておりますし、その他のメーカーからも対応品が用意されています。ホーローテックⅡ用の工具を購入すればいいのですが、その際は、BBに付属されているアダプター取り付け工具(TL-FC24、TL-FC25等)をBBに取り付けて、工具で締め付けることとなります。こちらのものではアダプター取り付け工具は不要となります。BBの締め付けトルクは、35~50N・mとのことでこちらも強めに締めるでよろしいかと。終了したら反対側に短い側を締めこめば終了です。

フレームの左側です
ちゃんとLの記載がありますね

こちらもTIGHTENの矢印方向に回すと締めこむ方向となります。BB取り付け簡単でしたね。一応補足ですが、ロードバイクに使われているネジ類には、ネジの経年的な固着(ネジの内部錆等で固まって緩められない状態)を防ぐためグリス等を塗布するのが一般的となります。こちらBBについても念のためグリスを塗布しましょう。たくさんの方が使っていて、いろんな所で使えるこちら、シマノのプレミアムグリスを用意しておくのもよいです。

では次、クランク取り付けとしましょう。クランクもBBと同様、左右が決まっており、大きい側(ギア歯のついている側)が右クランク、小さい方が左クランクとなります。まず、右クランクをBBの右側穴へ差し込みます。

完成車をばらしているのでまだついていないはずものが...

奥まで差し込んだら左クランクを入れます。

左側のこちらに
左クランクをこんな感じで入れます

クランク差し込み部はギザギザになっていて、左クランクはある一か所にしか入らないようになっています(すいません、訂正します。右クランクと180°の位置となるように入れてください)。奥まで入れたら、クランクキャップを入れます。

時計回りが締めこむ方向となります。クランク取り付け工具なるものを使って締めますが、こちらはトルク0.7~1.5N・mとなっているので、感覚として手できゅっと締めて終了くらいでいい強さです。このあとで左クランクの固定用ボルトをつけますが、その前に、クランク脱落防止用の爪をボルト固定部の隙間に入れます。丸穴とU字穴が開いていますが、u字が外側で覚えておきましょう。

そのあとで、ボルト2点を締めていきます。使用するのはアーレンキー(六角レンチ)の5mmとなります。なるべく2本が均等に締まるようこまめに締めるボルトを切り換えてください。ネジの締め付けトルクの規定はありますが、六角ネジのトルク管理については、トルクレンチというトルク値をわかるツールがあるので、なるべく活用しましょう。クランクの締め付けトルクは12~16N・m程度となっています。これでクランク取り付けも終了です。あとはせっかくなのでペダルも取り付けてしまいましょう。ペダルは大概左右に指定がありますので、L(左)R(右)を確認しましょう。右側ペダルは反時計回り、左側は時計回りが締める方向となります。今回はここまで。次回は、サドルとハンドルを取り付けていきましょう。

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