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オールマイティーなタイヤ パナレーサー グラベルキング雑感レビュー

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前回の続き?となりますが、グラベル向けタイヤ、PanaracerのGravelking SSのレビューとなります。カピバラは基本的にあまのじゃくで、人と違うものを使いたい派なのですが、こちらGravelkingはグラベル用タイヤの王道中の王道、比較的レビューの数も多い人気のタイヤとなるかと思います。

たまにはいいかな、と軽く考えてましたが、評判通り?他の方のレビューでも良さそうな印象でしたが、結構いい感じです。

ということで早速思ったことを書いていきます。

購入したのは700×35c。前回の記事で理由は書いてますが、手持ちのチューブが26c以下と35c以上対応のものしかないので、35cのタイヤを購入したという、あまり深い考えのない理由となります。

通販購入したのですが、特に箱には入ってこずに、トップ画像のラベルがタイヤにくくりつけられているだけの超シンプルな、味気ない?無駄のない?形でやってきました。

とりあえず重量測定から。証拠写真はありませんが、378g、381gとほぼ仕様通りとなっていました。前のタイヤより前後合わせて100g弱の軽量化となりました。まあ自転車自体の重さが12kg近いので100g減ってもあまり変わらないのですが、走りに影響はあるのでしょうか。

重量測定かねてですが、まず触れた第一印象として感じたのは、軽くてなんか薄い!?ということです。軽いというのは、見た目から想像するよりは、という意味ですが、薄いは、たぶん今まで触れたどのタイヤよりも薄くて結構なペラペラ感を感じました。このあたりパンク耐性がどの程度か気になるところです。

はめてみます。今まで6種類ほどクリンチャータイヤをはめたことがありますが、これほどはめやすいタイヤはありません、というくらい簡単にはまりました。最初の薄い、というのが、柔らかいといった感じなのか、最後のひと踏ん張りもほとんど力要らずで装着できました。今まで結構硬めのタイヤばかり使っていて、パンク修理用でタイヤが装着できないと困るので、タイヤペンチ

(硬いタイヤ装着の強い味方です)を常備していましたが、今回は全く不要、と判断して、タイヤペンチはサドルバックから工具箱へ移動となりました。もともとカピバラは非力な方ですが、そんな人でも、装着、パンク修理にびくつくことなく挑めると思います。

はめ終わった後の、タイヤ幅です。

35.9mm、おおよそ36mmと仕様よりは1mmほど太くなりました。リム内幅17mmのホイールにはめてもこんなものなので、今時のリム太ホイールだともう少しタイヤ幅も太くなるでしょう。

では見た目から、

側面のロゴ部分です。主張は控えめかと思います。

見えますでしょうか。初めにこのタイヤをはめ終わった後、空気入れようかなと思って普通タイヤに記載されている規定圧表示を探しましたが、全く見当たりませんでした。たまたま写真撮影しようと、かなり明るいところでタイヤをくるくる回していたら発見しました。まあ見にくい。写真撮って拡大しないとわかりませんでした。で、記載されている内容ですが、チューブド使用でmax.525kPa(5.3bar、75psi)、チューブレス使用でmax.400kPa(4.0bar、60psi)となっています。下限は記載されていませんでした。

こちらは表面のブロックパターンです。よく見ると結構複雑ですね。センターのセミスリックの部分は細かい波線状になっていて、サイドは細かめのブロックっぽい突起?、さらにサイドは縦ラインに切り込みが入っているパターンでしょうか。デザイン的には好みが別れるかもしれませんね。

実際に走った感じの印象、評価は、

非常にいい!

です。

漕ぎ出してすぐに感じたのが、なめらかで軽い乗り心地。踏み込んでも感想は変わらず。グラベルもどき自転車用のタイヤとして今回の導入となりますが、住んでいるところがまあぼちぼちの都市部なので、どう頑張っていばらの道を探してもアスファルト走行が8割以上になる場合がほとんど。そんな中こちらGravelking SSのアスファルト走行は、乗り心地が非常にいいです。比較対象が前に履いていたContinentalのグラベルタイヤとなり、今回タイヤ重量が1本当たり50g弱軽量化していますが、それ以上の軽さを感じ、セミスリックパターンのおかげ?か摩擦抵抗が低いのか、なめらかに走れ、最高速も3,4km/hは上がりました。

悪路については、ぼこぼこのアスファルトと砂の浮いている道、細かい砂利道くらいしか走れていませんが、しっかり路面をとらえて、気を使うことも少なく走れます。上記くらいの道ならSSの表面パターンはとても効率良く走れ、ブロックタイヤよりいい印象でした。

空気圧は、ブチルチューブ使用、車重と体重のからみもあり、規定圧ぎりぎりの5barから少しずつ下げて3barくらいまで試しましたが、高圧でもさほど硬い乗り味にならず、衝撃吸収しつつでなめらかで軽やかな乗り心地な印象です。タイヤの柔らかさが要因の一つかもしれません。おそらくチューブレス運用にするとさらに軽量化できて乗り味も良くなるのでしょう。

パンクについては、まだ2か月弱、500km未満の走行なので、全く気配はなく、最初に感じた薄さからのパンクリスクは今のところ高くなさそうです。

浅いインプレとなりましたが、ちょっとした悪路も走れるくらいの感覚のタイヤとしては、非常にいいチョイスかと思いますので、迷ったら選択肢のひとつとして是非!

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