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性能、耐久性、メンテ性抜群のチェーン、WIPPERMANN Connex 11SXのレビュー

パーツ

今回は自転車のチェーンについてのお話です。ちょっと表題から外れた内容が暫く続きますがご容赦下さい。

自分の買い物履歴を確認すると、昨年の8月(半年程前)にロードバイク用にチェーンを購入していました。購入したのはこちら、

シマノのトップグレード、11速用のCN-HG901-11Sのクイックリンクタイプ、となります。カピバラのロードバイクに唯一ついていた、デュラエースのパーツでした。”ついていた”となります。走行距離はきっと1,000km~2,000kmの間くらいと寿命を全うしたわけではありません。とてもいいチェーンでしたが、自分の不始末で、交換をすることとなりました(前回までの記事を読んでいただくと経緯がわかると思います)。

また同じものを購入すれば間違いないのはわかっています。シマノのコンポを使う以上、デュラエースチェーンが最高のチェーン、のはずなのですから。しか~し、世の中にはシマノ以外にもなんか良さそうなチェーンがあるようです。せっかくなので別のものを物色しました。

まずは、こちら。

KMC DLC 11。シマノでなければこれでしょう、のKMCのチェーンです。KMCの最高級品?のこちらは違いの分かる人に高評価の逸品のようです。お値段もチェーンにしては、破格?、デュラチェーンの3倍、4倍くらいでしょうか。

上記のコーティング違いのX11SLでも十分すぎる性能のようですが、こちらもちょっとお高い!金銭感覚がマヒしていくと、こういうものをポチッとしてしまうのでしょう。

違うメーカーだと、campagnoloのrecordでしょうか。

カンパ用のチェーンのイメージですがシマノコンポでも一応は使用可能のようです(使えないことはないレベル?推奨されていません)。見た目かっこよくて好みですが候補外でしょうか。

FSAなどもチェーンを出しているようですが、今回は候補外としました。

そんな中、触手を伸ばしたのが、WIPPERMANNというメーカーのチェーン。知る人ぞ知る?なのでしょうか。色々調べるまでは知りませんでしたが、こちらのメーカーの11速用最高グレードConnex 11SXという商品は、非常に耐久性が高いらしく、他メーカーチェーンとの比較にて一番の長寿命であるとの評価結果もあるようです。

ということで、購入してしまいました。
パッケージ不良の新品というのが、1,000円安く売られていたので、飛びついてしまいました。
一般的にはデュラエースチェーン+3,000円くらいで購入できるかと思います。

この後書きますが、いいと思います。
長寿命については、使い切っていないので、真偽は不明で信じるしかないのですが、その他の点については、非常に満足しています。

では、まずは、WIPPERMANNのConnex 11SXというチェーンについて

WIPPERMANNというメーカーは、自転車チェーンとしては老舗メーカーのようで、その11速用最高グレードのチェーンが、Connex 11SXとなります。
他メーカーのチェーンとの違い、特徴としては大きく3つ、
*Connexリンクの採用による、メンテナンス性の高さ
*インナーリンクがステンレス製(他にも要素あり?)による、耐久性の高さ
*シマノ、カンパ、SRAM各コンポで使用可とのことで、互換性の高さ
かと思います。

1つ目について、
Connexチェーンには、Connexリンクという独自のチェーン接続リンクが使用され、特別な工具不要で付け外しが可能となっています。

シマノではクイックリンク、KMCではミッシングリンクと呼ばれていますが、両方ともリンクを外すのに専用工具が必要となります。カピバラはこんなのを使っていました。

これらのリンクですが、11速用においては1回外したら再利用不可と基本的になっています。

Connexチェーンにおいては、Connexリンクと呼ばれる独特なリンクが使われており、専用工具不要、リンクの取り付け外し無制限!!!となっています。素晴らしいっす!!!

チェーン回りの清掃をきっちり行いたい、輪行するのに外したい、等々、こちらを使用すればもう手軽過ぎて、Connexチェーン一択でしょう、といった感じです。

2つ目、
インナーリンク(チェーンの内側のプレート)がステンレス製とのこと。他のメーカーのチェーンはスチール製のようで、比較して丈夫で摩耗度合いが低く、長寿命につながるということです。

3つ目、
いろんなコンポで互換性ありとなってます。カンパ、シマノ、SRAMのチェーンは外幅、内幅が微妙に違うようで、互換性はなしとなっていますが、こちらはカンパ、シマノ、SRAMにて互換性ありとなっています。各コンポで使えるのはもちろんですが、MIXコンポ(シマノのスプロケットのギア構成に不満で、SRAMカセットを使う、みたいな感じ?)もこれなら実現可能なのかな?

では、実際の商品を見てみます。

パッケージはこんな感じ。まあ普通です。

WIPPERMANN Connex 11SX
11SX 裏面

裏面記載のPOWER CHARTについては、上から防腐食性、耐摩耗性、軽量性、互換性といった項目評価となっています。

軽量性だけ若干劣るようですが、他は一番よい評価といった感じでしょうか。

118リンク分のチェーン(Connexリンク込みでと思われます)、説明書が入っています。六か国語の説明書が入っていましたが日本語表示はありませんでした(ドイツ語、英語、フランス語、スペイン語、イタリア語、オランダ語でした)。

お恥ずかしい話、英語すらろくに読めませんが、つなぎ方は簡単に書かれているだけで、付属説明書ではわからないかと思います。

重量測定です。デュラエースチェーンとの比較のため、実際に使用する108リンクにカットしての重量となります。チェーンは写真に写っていませんが、上がデュラチェーン、下が11SXとなります。

デュラエース 235g
11SX 250g

となっており、さすがのデュラエース、15g程ですが11SXは重くなってます。自転車の重量を少しでも減らしたい方には、11SXは対象外でしょう。

こちらが、チェーン取り外し工具不要なConnexリンクとなります。変わった形状ですが、この形がみそとなってます(もう取り付け外ししているので、ちょっと汚れていますね)。

では、取り付けてみましょう。

チェーンの進行方向、表裏の表記はありません。Connexリンクも特にどちらが手前とかありません。

チェーンの取り付けは、他のチェーンと同様、チェーンの端を引っ掛けられるようなフック?があれば便利ですが、なくても出来ます。

Connexリンクの繋ぎ方、付属の説明書をみてもよくわかりませんでした。手前を上向き?12時の位置、奥を下向き?6時の位置にして、互いのピンを内側の穴に差して、チェーンをつまんでいた指を引き離なれる方向に動かして、穴をスライドさせれば終了です。チェーンつないだ時にリンク穴が逆ハート型にする(クランク下側で繋ぐ時)のが、正解の形となります。

Connexリンク

外す時も、Connexリンクの部分を横向き→縦向きにして、つまんだチェーンの指をくっつける方向に動かして、穴をスライドすれば簡単に外れます。

変速性能はいいです。
デュラエースチェーンと遜色なくシフトチェンジしますし、音も静かでなめらかです。個人的にはデュラエースよりもいいんじゃないかと感じています。
せっかくメンテナンス性がよくても、チェーンとしての性能がいまいちだったら、と懸念していたので一安心でした。

ちなみに11速用Connexチェーン、下位グレード数種類ありますが、

ネガティブ評価もあるようですし、せっかくなので11SXにしてみましょう。大体Connexリンク単品の価格が結構高額なので(シマノのクイックリンク3個入りより高額)、チェーンとしてのコスパは高い!?

ちなみに単品で売ってるリンク、高いですが、実はこれシマノチェーンやKMCチェーンに使用可能なものがあり、これだけ購入して入れ替えをする方もぼちぼちいるようです。

ロードバイクの中でチェーンは目立ちませんが、目立たないところでの差別化という意味でも、検討してみてはいかがでしょうか。

ちなみにこちらのチェーン、入手のしにくいというか、2022年前半くらいまで暫くはどこも在庫切れ?で購入出来なかったのですが、7月に入って出回り始めたので、予備で購入してしまいました(またパッケージ不良品を格安で)。一回使ったら、リピート必死?

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