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クロスバイクのブルホーン化、検討してみました!

カスタマイズ

クロスバイクのブルホーン化、ブルホーンハンドルに変えてみようと興味のある方、いるかと思います。実際にクロスバイクのハンドルをブルホーンへ変更しました経験をもとに、ブルホーン化を検討する際の注意事項や案について書いていきます。

さあ、ハンドル選び、どんなのがいいかな~、と物色してみますと、形も仕様も色々あるかと思います。形は好みでいいのですが、ハンドルの棒の太さが主に2種類あります。
*クランプ径31.8mm:ロードバイク仕様、バー径23.8mm
*クランプ径25.4mm:クロスバイク仕様、バー径22.2mm
(他にも複数種ありますが)

クランプ径とは、ハンドルの真ん中、ステムで固定されるところの太さです。ネット等見ていますと、購入出来るブルホーンハンドルは、25.4mm径のハンドルが多いように思われます。

購入しようとするハンドルのクランプ径と現状のクランプ径は、よく確認しておきましょう。

同じ太さのハンドルを購入するのであれば、ブレーキレバーやシフター流用案も検討余地ありとなり、選択肢が増えます。
通常のクロスバイクであればクランプ径25.4mmで、バー径(ステムで固定するところ以外のハンドルの太さ)22.2mmのものが多いです。

繰り返しとなりますが、現状のハンドルの太さ、取り付けられているシフター、ブレーキのクランプ径をよく確認して、流用出来るところ、交換するところを検討していきましょう。

あとは、ブルホーン化する時の最重要チェックポイントです。

ステムは変更前提となります。

よっぽど運がよければ変更しないで済みますが、体の大きさにあったフレームサイズのクロスバイクに乗っている場合、ブルホーンハンドルに交換すると、ハンドルを握る部分がかなり前になります。少なく見積っても10cmは変わると思います。現状のステムの長さを測っておきつつ、変えられる準備をしておきましょう。ちなみにカピバラの場合、クロスバイクに100mmのステムがついていましたが、ブルホーン化で35mmのステムに変更しました(おそらくかなり短い部類のステムです)。ステムの交換については取り付け手順があるので、自分でブルホーン化を目指す時には、一応頭に入れておいてください。

では案、5つほど考えました。

案1:最安、簡単案

シフター、ブレーキは現状のものを使用、取り付け位置もフラットバーと同じ場所、ハンドルだけブルホーン化。

以下の写真のような構成です。

この時に必要な部品は、
*ブルホーンハンドル
*(ステム)
*(バーテープ、お好みで)

以上です。
この構成のメリットは、基本ハンドル代だけの最低コストでブルホーン化できるところでしょうか。気に入らなければ簡単に戻すことも可能です。

デメリットは、フラットバーにバーエンドをつけたのとあまり変わらないことでしょうか。

この構成でとっても重要なことは、一般的に多く販売されているブルホーンハンドルの横幅だと、ものすごく窮屈で操作性がかなり悪くなることです。ブルホーンハンドルで多く見受けられるハンドルの横幅は380~440mm程度となりますが、これだとブレーキ、シフターを設置する水平部分のフリースペースは、150mm強あればいいくらいとなります。ここにライト、ベル、サイコン等設置したら、もうハンドルの握り場所がないくらいです。

上の写真の仮置き状態でも、かなり窮屈そうに見えると思います。

もしこの構成を検討するなら、最低でも横幅450mm以上のブルホーンハンドルを購入しましょう(あまり選択肢が多くないと思います)。

案2:比較的簡単、エビホーン

シフター、ブレーキは現状のものを使用、取り付け位置がブルホーンの先端近辺に変更。

見にくいですが、左方向が自転車の前側で、構成としてはもう少し、先端(左側)にブレーキレバー、シフターを持ってくる感じです。ブルホーンの先を持ちながらシフト、ブレーキ動作が可能となる構成です。

必要な部品は、
*ブルホーンハンドル
*ブレーキ、シフトケーブル(インナー、アウター両方)
*(ステム)
*(バーテープ、お好みで)

メリットは本来のブルホーンでの持ち手で、レバー動作ができることと、比較的安価で出来る所でしょう。

デメリットは、通称エビホーンといわれるように、ケーブル類の配置が、上の写真赤線方向、車体前部に飛び出る向きとなるので、見た目がちょっといまいちと思う方がいるかもしれません。

こちらの構成だと、レバーを取り付けた際にブレーキ、シフトケーブルの長さが足りない可能性が高いので、交換する前提でいましょう。

*案3:見た目とコスパ両方重視、結構おすすめ

シフトレバーは流用、ブレーキレバーのみ別のものを用意。

シフターは上記の向きにとりつけることで、エビホーンを回避できます。シフトチェンジしやすい場所に取り付けます。ブレーキが写真ではわかりませんが、ロードバイク用の補助ブレーキやバーエンドブレーキレバーを用意して、ブルホーン先端の方に取り付けます。
基本ロード用のブレーキレバーを使用することとなりますので、ショートアームではないVブレーキの自転車では、ブレーキ自体の交換か、Vブレーキローラーなるケーブルアジャスターを別に用意しないといけません。現状のブレーキの仕様を確認してからの考慮となります。

ということで、必要な部品は
*ブルホーンハンドル
*ブレーキレバー
*ブレーキ、シフトケーブル(インナー、アウター両方)
*(ステム)
*(バーテープ、お好みで)

ブレーキレバーは、見た目重視ならバーエンドに取り付けるものがいいですね。コスパなら補助ブレーキが安く手に入ります。

この構成のメリットは、価格と見た目と操作性のバランスが一番良いと思います。頑張れば1万円以内で完成出来ると思います。

デメリットは特にないのですが、ここまでくるとシフターを変えて、最終ブルホーン化を目指してもいいのかなと思います。

案4:最終形1

ロード用補助ブレーキ、バーエンドシフターを用意。

カピバラが実施したのがこちらのタイプとなります。

ハンドル回りの全取っ替えとなります。 新品で揃えるとちょっと予算のかかる構成となりますので、中古パーツで仕上げてみるのも手の一つです。

こちらのメリットは、やはり見た目でしょうか。ブルホーン化、っぽい出で立ちとなるでしょう。

デメリットはとりあえず二つかな。まずは一つ目、価格。あまり部品代を考慮しないで新品を購入していくと3万円は超えてくるかもしれません。ましてや、ブレーキレバーはロード用の補助ブレーキを使うので、前述したVブレーキですと、さらなるコスト増となります。
二つ目は、実はちょっと操作性が悪い点です。おそらくバーエンドシフターとブレーキレバーをどんなに近くに配置したとしても、基本ブレーキレバー部を握りながら走っていて、シフトチェンジをするときに、一回ハンドルから手を離してシフターに手を持っていき操作する、シフトチェンジしたら、また手を離してブレーキレバーの方に手を持っていく、という操作をしていく必要があると思います。
このレバーが指先1,2本で軽くポンで動くならいいのですが、結構固くて、基本グーでしっかりレバーを握って操作をしないと動きません(シマノ製バーエンドシフターの情報しかないので、その他メーカーのシフターではこちらの限りではないかもしれません)。
こちらについては慣れの問題で解消できると思います。

案5:最終形2

バーエンドブレーキ、サムシフターを用意。

こちらもハンドル回りの全取っ替えです。見た目重視です。おそらく一番格好良く仕上がります。写真ありません。すいません。
最終形1の逆バージョンです。最終形1はブルホーンの一番先端にバーエンドシフターのレバーが飛び出る感じとなるので、変速のギア数によって、レバーが右向いたり左向いたり、突き出たりとなりますが、最終形2では、先端にブレーキレバーがつくことで、すっきりした見た目となります。

こちらもメリットは、見た目がいいことでしょう。ブルホーン化したい人の望む形かと思います。

デメリットは、この構成が一番高くつきます。こちらにしようと決めた人は覚悟を決めましょう。
後は、サムシフターですね。サムシフターは一般的には、フリクション式のシフターが多いです。フリクション式、無段階のシフターです。おそらく今まで使用しているであろう一般的なシフターは一回クリックすると一段変速する、インデックス式と呼ばれるものかと思いますが、フリクション式は、クリック感がなくて少し動かすと、おっ一段上がった、動かしすぎると、やばっ一気に三段くらい動いちゃった、みたいになるシフターです。慣れると楽しいですし、ディレーラー調整がとても楽です。
インデックス式がいい方は、ちょっと値段の張る商品選択か、バーエンドシフターのオプション品を購入して、配置を変更することも可能です。

では

最後にカピバラがプルホーン化で購入した商品と価格をご紹介!

ブルホーンハンドル
GIZA HS-RA-02 3,000円
バークランプ径25.4mm、バー径22.2mm、リーチ150mm、ハンドル幅410mm(C-C)

ステム
MUTTEとかJNPという名前で売られてる怪しいステム 1,100円
バークランプ径25.4mm、コラム径28.6mm、ステム長32mm

ブレーキレバー
TEKTRO RL726 中古にて600円
クランプ径26mm、キャリパーブレーキ及びカンチブレーキ用

シフター
シマノ SL-BSR1 8,500円
ロード11速用のバーエンドシフター

ケーブル
ロード用シフト、ブレーキケーブルセット 多分5,000円位
ブレーキ、シフター共にロード用のインナーケーブルが必要

バーテープ
安いバーテープ 900円

足し算すると19,100円、ざっと2万円弱でしたね。

組み立てに関しては、当ブログを見ていただいた方なら簡単にできるはずです。カピバラが実践した、最終形1については、後日簡単に(もう実践済なので事後でのご紹介となるためです)書きたいと思います。
ブルホーン化をお店に頼むこともできますが、なかなかな工賃を取られると思います。
是非ご自分で組み立ててみてはいかがでしょう!

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