前回ブルホーン化案を書きましたが、今回は実践編です。こんな感じでやるんだな、という参考にしてください。ちなみにこちらを読む前に、是非前回投稿の
をお読みください。
実は、前回偉そうに案を書いてみましたが、実際カピバラが最初ブルホーン化を自分でしようとした時、全くビジョンはなく、とりあえずハンドル買ってから色々試してみよう、というざっくりした考えしかありませんでした。
だからなのですが、結構迷走しました。
まずお店で売ってる一番安いハンドル購入。
家に帰って早速取り付けてみようとしたら、ステム径が違ってすかすか。クロスバイクだから、ステムのハンドル径は25.4mmだろうと思って、25.4mmのハンドルを購入したのですが、実際は31.6mm径のステムが付いていました。でステム購入。
これで自転車にブルホーンハンドルの取り付けは完了です。とりあえず、ブルホーンのフラット部にシフターとブレーキレバーを取り付けてみました(前回投稿の案1の取り付けです)が、早々に却下となりました。理由は前回の投稿で書きましたが、フラット部に既存のシフターとブレーキレバーを取り付けるには、フラット部の幅がある程度ないとダメなんです。横幅410mm(C-C)くらいでは、取り付けは出来ても、操作がとても窮屈ですし、しかもベルやライトをつける場所が確保できません。
じゃあ次、エビホーン化(案2)できるかなと思って試しましたが、ケーブルの長さが足りません。もともとエビホーン化は見た目の観点から検討していなかったので、ブレーキレバーだけ買って案3をやってみました。
実はこれ、結構しっくりきまして、しばらくこちらで運用していました。というか本当はこれで終了で良かったんです。
この後、案4のシフター変更を行うのですが、これはブルホーン化とは関係なく、もともと友人から譲ってもらったクロスバイク、最初から変速が不調だったのがきっかけです。ショップで変速調整を依頼してもダメで、
”エンドがダメなんじゃない?” (ディレーラーハンガーのことです)
と言われたので、エンドを買って交換しましたがやはりダメ。自分でもいろいろ試したのですが、どうしてもダメでした。
いっそシフターをフリクション式にしたら変速不調は解消でしょう、との思いからシフターをバーエンドシフターに変更してみました。購入したシフターはリア側インデックス式ですが、フロントはフリクションなので、ダメなら、フロントとリアのシフターひっくり返せばいけるんじゃない?とつけたところ、インデックスでも変速不調が解消できました。
こちらでしばらく運用してますが、すこぶる良好です。
では、写真はありませんが、やり方だけ。
*シフターはフロントロー(内側)、リアトップ(外側)に変速しておきます。
*既存のブレーキレバー、シフターを取り外します。
そのためにそれぞれのインナーケーブルを外します。
*現状のハンドルを外します。必要に応じてステムも外します。
*新しいハンドルを取り付けます。ステム交換なら先にステムを取り付けます。
ステムを交換すると、ステム、コラムスペーサー、ヘッドキャップの位置関係が変わります。
その場合はコラムスペーサーを入れる、もしくは外す必要があります。
詳しい調整については、別記事(こちら)に取り付けの注意点を書いています。
*シフター、ブレーキレバー、用意したものを取り付けます。
*それぞれのアウターケーブルをセットします。
既存のもので距離が足りなければ作り直します。
*インナーケーブルを通し、固定します。
シフトケーブルは固定する前に、シフターをフロントロー、リアトップにしておきます。
インナーケーブルはタイコがロード用とMTB用があります。確認して取り付けます。
*それぞれケーブルの張り調整を実施します。
といった流れでしょうか。
このあたりが出来るようになると、興味のある人はカピバラと同様、ロードバイクの自作も可能になってきます。ロードバイクの自作は長編の書き込みとなっていますので、是非こちらからお読みになってください。各種取り付けや調整方法についても書いてます。
話が変わってしまいましたが、ブルホーン化検討してみてはいかがでしょうか。
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