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クロスバイクをロード11速化した費用と部品一覧

カスタマイズ

現状乗っているロードバイク、クロスバイクを11速化しようと考える方は多いかと思います。
そんな方の参考として、カピバラ所有のクロスバイクの11速化改造例と、どれくらいの価格がかかるか、その他考察をつらつら書いていきます。

もともとカピバラのクロスバイクは友人から譲ってもらったもので、その時点で改造済となっていました。かなり費用を注ぎ込んだようだ、と譲り受けた時になんとなく聞いていましたが、当時全くのド素人だったのでなんのこっちゃ、って感じでした。

今は多少の知識があるので、どんな感じの改造が行われたか、確認、検証してみたいと思います。

先ずは元の自転車の仕様から軽く紹介します。
MTBの前3速、後8速ベースで以下の通り。

フロントディレーラー Shimano FM-191
リアディレーラー Shimano Altus
クランクセット SR SUNTOUR XCC 48/38/28T
ホイール Alex R500 Formula hub 32h Disk
シフター Shimano Acera
スプロケット Sunrace CSM55 11-32T 8-Speed
ブレーキ Tektro MD-M300

MTB用のコンポにて構成されており、3×8速、機械式ディスクブレーキ、多分定価5~7万円くらいのクロスバイクの一般的な仕様かと思います。上記は新しいモデルとなりますが、その2015年モデルの自転車です。

こちらを11速化、ロード用オール105 5800仕様へと変更しております。改造はおそらく2017年位に実施しているのでは。
現状ついている部品から変更箇所を洗い出してみましょう。

ちなみに想像するに、友人は105 5800のフラットバーロード用のコンポセットを購入しているかと思われますが、ここでは単品購入した場合のざっくり価格を表示します。

シフター
Shimano Acera → Shimano SL-RS700
価格 13,000円
フラットバーロード11速用シフターとなります。クロスバイクのハンドルのまま、11速化、ロード用コンポで揃えようというと、ほぼこちらの商品一択かと思います。
シフターは必ず変更が必要なところとなります。

ちなみにフラットバーからドロップハンドルへの変更、もしくはロードバイクの11速化の場合は、こちらSTIへの変更となります。

5800系だとST-5800という型番のものとなりますが、現状新品販売されているのはST-R7000となります。参考として記載しますが、STI価格は20,000円程となるのでしょうか。

クランクセット
SR Suntour XCC → Shimano FC-5800
価格 14,000円
こちらシフターがフロント2速というのもあり、オリジナルのクランクセットは使えません。現状だとFC-R7000でしょう。

BB
不明 → SM-BBR60
価格 2,500円
オリジナルでついていたクランク軸の直径等不明なことから、交換が必要なのかはわかりませんが、こちらアルテグラグレードのBBへと変わっております。

フロントディレーラー
Shimano FM-191 → FD-5800
価格 4,000円
クランクセットが変わったのでフロントディレーラーも変えないと駄目です。こちらも現状だとFD-R7000でしょうか。

リアディレーラー
Shimano Altus → RD-5800 GS
価格 5,000円
11速シフターでのワイヤー引き量に対して、Altusが11速分動くのかが不明です。無理そうな気がするので変更が無難です。GSなのは後述するスプロケットの関係です。SSの方が少し安く購入できますね。

ホイール
メーカー純正 → Shimano WH-RX31
価格 40,000円
もともとフレームのエンド幅135mm、クイックリリースのディスクブレーキ仕様ということで、こちらとなったと思われます。

最近のディスクブレーキについては、エンド幅142mm、スルーアスクルが主流となっているので、似た感じだとこちらかな?

ホイールについては、11速化を行う場合の要注意箇所です。ご自分のフレームの、ブレーキ仕様、エンド幅、ホイール取り付け仕様(クイックリリース、スルーアスクル)をよく確認してホイールを選択しましょう。

タイヤ
schwalbe roadcruiser 700×40c → schwalbe marathon 700×28c
価格 7,000円
schwalbeの太いタイヤから28cへの変更です。ホイール変えて対応するタイヤサイズが変わったため?の変更かと思われます。

スプロケット
Sunrace 11-32T → Shimano CS-5800 11-32T
価格 4,000円
8→11速となり、こちらは必ず変更が必要です。 歯数がワイドなものは少し値段が上がる傾向ですが、ギア選択については、好みでしょう。

チェーン
不明 → Shimano CN-HG601-11
価格 4,000円
8速チェーンだと、外幅が太くそのままだと異音、変速不良となるので、交換要です。

ブレーキ一式
詳細不明 → 色々
価格 10,000円
ブレーキレバーをBL-R780、ブレーキをBL-M375、ローターの交換をしていると思われます。11速化で必要かは不明です。

ここまでの足し算で合計103,500円。ありゃ10万越えですね!!車体費用より圧倒的に高くなってます。ケーブル類を別途購入する場合や、工具をお持ちでない場合は追加費用がかかります。

ここまでかけて11速化するかは人によりますが、もう少し安価にグレートアップする方向を考えてみましょう。

といっても安くあげる方法は、ホイールは変更せずこのスプロケットを使うのほぼ一択です。

シマノのHG-800-11です。こちら8~10速までのホイールフリーカセットを11速化、取り付け可能なスプロケットです。ギア歯の構成が11-34T。ホイール変えずに11速化を小細工せずに行う場合はこちらを購入しましょう。これでスプロケット代が5,000円アップですが、ホイール代が浮くので35,000円程下がります。ちなみにこのスプロケットに対応しているロード用のリアディレーラーはRD-R8000、R7000となりますので、ご注意の程。

あとは本当に11速が必要?といった所かと思います。シマノコンポの最高峰デュラエースだって一昔前は10速でしたし、貧脚のカピバラはトップ側の11T、12Tくらいは使用機会がほとんどないので、そこだけピカピカです。なくてもいいくらいです。

10速コンポもロード用だと他と互換性のほとんどない4700ティアグラ、MTB用だとSLX、DIOREが現状購入出来るモデルかと思います。価格がだいぶ押さえられると思います。あとは中古市場、オークション等に目を向けると更に選択肢が広がります。考えるだけで楽しいですね。

こちらのサイトのコンセプトの節約生活からすると、本当はもっとびしっと安く多段化する手法をご紹介したいのですが、現状の構成と、考え方によってしまいます。
最低限必要なものは
*スプロケット
*チェーン
*シフター
となり、こちらだけで済む運のいい構成だと、20,000円でおつりがくると思います。でもきっとこれだけで済ます場合は、互換性なし、自己責任みたいな考え方となります。動作としては支障なくできる構成もあるかと思います。

結構軽く考えると痛い目にある可能性があるので、興味のある方は慎重に、計画を立てて実行してみましょう!

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