昔からあったのかわかりませんが、ここ最近グラベルロードなるワードが結構引っかかり、よく行くお店にもそれらしい車体を結構沢山見かけます。砂利道や荒れた路面等も気にせず走れるということでちょっと興味がありましたが、よく考えたら今あるクロスバイクでグラベルロードもどきが出来るんじゃ?と思い始めて、ちょっと計画を進めてみることとしました。
相変わらずの方向性として、安くていい感じ、を目標でいきます。
ちなみにグラベルロードと見た目似ているシクロクロスバイクがありますが、似て非なるものらしく、シクロクロスは競技として自転車にもきちんとした基準があり、それに乗っ取った設計となっているバイクのようで、グラベルロードはもう少し大雑把な感じで太いタイヤが履ける、ディスクブレーキで、フレームにダボ穴空いてて、泥除けやらカゴやらのオプション取り付け可能なフレーム設計みたいなざっくりイメージのようです。
では、現状のクロスバイクについて簡単に見ていきましょう。

まずはフレームです。グラベルロードの基本?太いタイヤが履けるかについては、元々販売時のタイヤが40cのタイヤを履いていたので、そのあたりまでは問題なしです。フレームの仕様ではタイヤサイズは記載されておらず、見た目の判断だけですが45mm位までは入りそうな印象です。
ブレーキは、インターナショナルスタンダードというタイプのディスクブレーキ取り付けとなっています。インターナショナルスタンダードとは、下の写真のように、ブレーキの取り付け台座に対して横方向にネジが入るようになっているもののようで、どうもこのタイプのディスクブレーキは絶滅危惧種らしいです。大事にこのまま使用させていただきます。変更予定無しです。

ホイール周りの構成は、クイックリリースでリアエンド幅135mmと、こちらも最近の車体では探してもなかなか見つからない構成です。クイックリリースでのホイール取り付け方式は、グラベルロードでよく求められる剛性的には劣るようですが、剛性の高さが必要な、荒れた道をガンガン走るわけではないので全く問題なしです。
現状活用予定はありませんが、オプション装着可能なダボ穴は、元々泥除けがついていたのもあり、前後輪周りとボトルケージ2つ分とトップチューブ裏にも空いてます。それなりに拡張性ありそうです。
フレームのジオメトリ的な所は、公表されているところしか記載出来ませんが、以下のようになっています。比較でグラベルロードのGT GRADE CARBONのジオメトリも記載してみます。
クロスバイク | GT GRADE | |
Horizontal T-T (mm) | 590 | 574 |
Standover (mm) | 830 | 791 |
Head Angle (°) | 72 | 72.3 |
Seat Angje (°) | 73 | 74.5 |
Chain Stay (mm) | 445 | 445 |
Head Tube (mm) | 175 | 162 |
BB Height (mm) | 292 | 286 |
Folk Offset (mm) | 45 | 55 |
WheelBase (mm) | 1070 | 1043 |
見る人が見ると違うのでしょうが、数字的には大差なしに思えます。グラベルロードバイクについての明確な基準があるわけではないのですが、ホイールベース長く、ヘッドチューブ長も長めで、何となくグラベルロードっぽい値な気がします。
あとはフレーム以外の状況です。
改造クロスバイクですが、基本的に速く走れるようになりたいな~、という当初目標で改造を行っていたので、タイヤはスリックタイヤの26cで硬めのレーシーな仕様のもの、ハンドルをブルホーンハンドルとしており、この辺りが今回の変更箇所かなと思っています。

一応今回の計画を進めるのに、ポジション的に問題ないか、が結構重要かなと思っていました。変更してみたけどなんか乗車姿勢がしっくりこない、乗り心地悪くない?となったら目も当てられません。幸い我が家には、過去にロードバイク自作で使用していたドロップハンドルとステムはあるので、ケーブル、シフター等はそのままの状態でハンドルをステム毎外して、ドロップハンドルつけて少し乗って確かめてみました。
あれ?なんかこっちの方が楽に乗れそうじゃない?と結構好印象でしたので、計画がんがん進めることとしました。
ということで、今回用意したパーツは以下の通りです(工具は除く)。
*ドロップハンドル
*ステム
*インナー、アウターケーブル
*STI
*バーテープ
*タイヤ
*チューブ
こんな感じでしょうか。
ハンドル、ステム、ケーブルセットは過去にロードバイク自作時の余りがあるので、そちらを活用します。
STI、バーテープ、タイヤ、チューブが新規購入となります。
STIについては、現在のクロスバイクの仕様が、5800系の105コンポとなっているので、安上がりなST-5800中古品を購入しました。ST-5800は実はもともと持っていたのですが、前にオークションで売ってしまっておりました。今更ながらの後悔ですが再購入となります。最終的にはネットショップで購入しましたが、オークションを含め、状態の比較的いいものは全然値落ちしていないですね。もう少し安く入手できる算段でしたが、甘ちゃんでした。シマノ互換?の11速用シフター新品が結構安価で購入出来るので、人柱になっても良かったかな、と入手した後の今更で感じてます。
チューブは26cまで対応のものは大量に在庫してあったのですが、今回購入予定のタイヤ幅対応のものが全くなかったので新たに購入しました。ネット通販で一番安かった2本セットのブチルチューブです。
そして今回の変更の最大のポイントとなるタイヤです。取り付け予定のホイールがシマノのWH-RX31という重量級ホイールなのですが、25c~38cまでのタイヤが装着可能となっております。その範囲内で太め、安く購入可能で比較的良さそうな、

Continental Cross King CX Performance 35cをチョイスしました。なんかこれも通販で2本セットが異様に安く売っていたので、最後の1セットを購入しました。今売っているのだと、以下が比較的近い感じのタイヤでしょうか。
おおよそ1cmタイヤ幅が増えますが、どうなることやら。ちなみに買ったタイヤの箱、異様にでかいです!タイヤが太いせいでしょうが、今まで何本かタイヤ買った中では特大サイズ。ちょっとびっくりしました。
バーテープは今回はあまりこだわりなく、価格勝負と、過去に使用したことのあるこちら、
といたしました。
部材揃ったので、組み立てです。で、完成後です。

遠目では前との違いはそんなにわからず、あ~ハンドル変わったな~、くらいな印象にしか見えません。そんなに大改造したわけではないので当たり前ですね。
組み立て方法は、特に見新しい所がなかったので写真撮ってません。
特記事項としては、タイヤが硬くてはめにくかった、といったところでしょうか。勝手な印象で太いタイヤの方が寸法的に余裕があって、手であっさりはめられる、と思っていたのですが、タイヤが分厚くて硬く、手で引っ張るくらいでは伸びず、こりゃ無理!と早々にあきらめ超便利なタイヤペンチを使ってサクッとはめました。何回かこちらでは書かせていただいてますが、タイヤペンチ本当におすすめですので、クリンチャー使いの人は一家に1つあっていいと思います。
ブレーキケーブル、シフトワイヤー類は既存のものをカットするだけで済んだので、新規の用意は不要でした。
では皆さん気になる?車体の重量測定です。
元々の構成での重量はちなみに11.2kgほどでした。
で改造後がこちら。

700g以上の増量です。
少し細かく見ると、タイヤ1本の重量は実測で、419gと424gでした。前の26cスリックタイヤは実測242gと244g。チューブも測ったら、今回のは158gと162g、前のは122gと117gでした。合わせると足回りでおおよそ450g程の増量、残りがSTIとハンドル分の増量なのでしょう。
もともと重量増は想定内でしたので、全く問題なしです。
では乗った感想です。
重い!!!
まずこれです。前がいいタイヤだったせいだと思います。タイヤは重要です。まあ進みが悪いです。なんかきっと時速だと平均5km位落ちたんじゃと思うくらいで、平坦でギア2~3枚落として同じ位の負荷になる感じです。車体重量、特に足周りで450g増えたので登りも辛くなり、今まで残してたインナーローの最後の一枚を使うことも度々ありで、軽快さはなくなりました。
ネガティブなことばかり書きましたが、これらは想定内です。
肝心なのは、グラベルっぽい、の観点でどうかですが、こちらはもう
素晴らしい!!!
の一言です。
いいところをまとめてみました。
*衝撃吸収性があがった
前はカチカチスリックタイヤでアルミフォークでブルホーンバンドルも細目のアルミで衝撃吸収力に乏しかったので、35cのブロックタイヤで、エアボリューム低めで使えて、かなりマイルドな乗り心地となりました。
*乗車ポジションが楽
ハンドルの高さが、もう一台のロードより高いセッティングなので、あまり体幹使わない楽な姿勢で乗れる感じになってます。
*路面状況に気を使うことが減った
後はもう、どこでも、とまではいきませんが、路面状態をほとんど気にせず好きに走れるのが一番ですね。わざと砂利道や荒れた道のあるルートを探して走りたくなる位の安定感です。元々、泥々になるようなダートや岩場を走りたい想定ではなかったので、35cのタイヤがちょうどいい感じです。真冬でも早朝に走ることが多いので、路面が凍結しそうな日でもスリップしにくい印象です。
またまたタイヤの話。まあグラベルロードの肝はタイヤという気がしますが、今回使用したContinental Cross King CX 35cですが、写真の通り、

タイヤエア圧は2.5~6.0bar規定となっています。一旦真ん中らへんの4.5barで運用、おおよそ2週間ほぼ毎日乗り倒してエア圧測定したところ、ギリギリの2.5barとなっていました。確かによりマイルドな乗り心地になってるな~、と思っていた所でした。ちなみにタイヤ自体に規定エア圧の表示がない!ので、数値記憶しておくか、乗りやすいエア圧を早めに把握した方がいいでしょう。

タイヤの向きも特になさそうで、進行方向の指定はどこにも書いてません。
初めて履くブロックタイヤで、ちょっと気になっていたボコボコの先の髭は、50km位走ったら、後輪の真ん中はなくなりました。前輪はまだ残っています。これはある方がいいんでしょうかね~
最後にかかった費用ですが、
STI ¥12,000- バーテープ ¥1,100- タイヤ ¥5,800- チューブ ¥1,600- 合計 ¥20,500-
これくらいの費用なら、自分への新春?プレゼントで許せるかな?
まあ、最近はロードバイク乗らずにこちらばかり乗ってるので、もとはとれてるかな。
ちなみに重量増をカバーすべく?、クランクを50-34tからグラベル仕様?の46-30tへの変更も画策中です。いつか記事を書く日がくるかもしれません。
まあ可能な方は試してみてもいいと思います!
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