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ビンディングペダル、SHIMANO SPD-SLとTIME XPRESSOの比較

パーツ

先日?ロードバイクのペダルをフラットペダルからSPD-SLに変更した記事を書きましたが、またペダルを変更してしまいました。

今回は、それについて書いていきます。

結論からいうと、TIMEのXPRESSO6に変えたのでそのレビューなのですが、SPD-SL全般とTIMEのペダル全般についても書いてますので、ピンディングペダルをこれから選ぶ方、変更を検討している方の参考になればと思います。

今まで使用していたペダルはこちら

SPD-SLというのはシマノのロード用?ピンディングペダルの総称となりますが、SPD-SLの超初心者向け?モデルのPD-R540-LAを今年の4月くらいでしょうか、購入しました。

こちらのペダル、型番の最後 ”LA” がライトアクションの略、とのこと。他のシマノのペダルより軽い力でピンディングの付け外しが可能なモデルとなっております。付け外しの力加減は調整できますが、一番弱くしておくと、本当に軽くひねって外せるイメージで初心者にはぴったりのペダルでした。

購入後、クリートを黄色から青に変えたりして結構乗りましたが、相性なのか全く関係ないのかわかりませんが、最近乗り初めの数十分くらい右膝が痛むことが続きました。クリート位置調整で改善するような気もしますが、聞くところによるとTIMEのペダルが膝に優しいらしい、じゃあペダル変えてみようかな~、と物欲が沸々と。TIMEのペダルは膝の痛みに悩むローディーがこぞって?推すメーカーです。それにしてもTIMEのペダルはいっぱいありますね。ロード用現行モデルだと、

XPRESSO 2,4,7,10,12,15 XPRO 10,12,15

ざっと9種類はありますかね。
数字が上がるほど、グレード(価格)が上がり、軽くなっていく仕様です。
軽さ以外の性能面はあまりグレードによる差は大してないらしく、見た目の違いで選ぶことが多いようです。XPRESSOとXPROではデザイン、コンセプトに違いがありますので、お好みで。

XPRESSO 2が現行では一番安くてお買い得度が高いのですが、見た目が地味で目立たないので、そこをどう判断するかでしょうか。

TIMEらしい?見た目ならXPERSSO 4以降からの選択となりそうですが、後は予算でしょうかね。

そんなこんなでカピバラが選んだのがこちら

写真写りが悪いですが、XPRESSO 6となります。現行モデルのXPRESSO 7の古い版といった位置づけのモデルとなります。ボディーの色が他にはない白なのと、価格がお求めやすく諭吉一枚以下で購入可能だったのが決め手となりました。

今まで使っていたシマノのペダルとちょっと並べてみました。

ご存じ?左が見慣れた?シマノのペダルの形となります(グレードが上がると見栄えもぐっと良くなりますが、おおむねこんな形かと思います)。

タイムのペダルの方が縦長、シマノの方が横が広く見えます。
踏み面の大きさは変わらない?タイムの方が若干大きい?ように見えるでしょうか。
重量については、明らかに違います。シマノは350g、タイムは210gとなります。シマノはDURA ACEですらカタログ重量234gなので、タイムの軽さはびっくりものですね。

では、実際の乗り心地については、どうだったでしょうか。

カピバラのような貧脚の鈍い足では、実際軽量化による違いはあまり感じられませんでした。違いとして思ったのは、シューズ、クリート、ペダルの位置関係?取り付け調整領域の違いによって生じる、ペダリングの回転軌道がなんとなく違うことで、足への負担加減が変わったように感じました。

でまあ個人的にはTIMEはあってました。かなりいいです!そして膝痛なくなりました。

で実際に気になるところを、TIMEとシマノの違いと合わせて、考えてみました。

*フローティング角度
*クリートの前後位置
*Qファクター
*ビンディングの嵌めやすさ
*回転性能
*耐久性、寿命

といったところを見ていきます。

*フローティング角度について

これは、クリートをペダルに嵌めた時のクリートとペダルの遊びといったところでしょうか。数値的なことを書くと、TIMEのフローティング角は±5°、シマノの黄色は±3°、青は±1°、赤0°となっているようです。数値の大きい方が遊びが大きいということです。印象的には、シマノの黄色クリートとTIMEのクリートは似たような感覚かと思います。

TIMEのフローティングは独特で、人により感じ方がちがうようですが、カピバラが感じたのは、遊びはあるのですが遊びを戻そうとするような働きがあって、普通に漕いでいて変に力が逃げる感じがなく、違和感がありません。フローティングの自由度については、例えるとジョギングをした時疲れてきたら腕をぶらぶらしてリラックスさせる、みたいなちょっとリラックスしたいな~みたいな時に足が遊べる感じ、で伝わるかな~。シマノの赤みたいに遊びのない、真剣勝負!みたいな感じとは一線を画す感じでしょう。
シマノ黄色については、グラグラ感が強く、いまいち安定感がない印象でした。
ただ、クリートを青にすると、フローティング角度、というより遊びが減って、その分安定感のある~といった印象でした。ちなみにクリートの取り外しも黄色より青の方がしやすかったです。

*クリートの前後位置について

当然両方とも前後位置調整は出来るのですが、シマノの方がつま先より、TIMEの方がかかと寄りの位置調整が可能な印象でした。カピバラは足のサイズがでかいからか、つま先寄りのセッティングは結構疲れやすく、特にふくらはぎの疲労感がでやすかったのですが、TIMEのペダルはそういった面でもあっていたのかと思いました。
ちなみにクリートの前後位置調整は、ペダリングがトルク型かケイデンス型かによって変えた方がいいようです。ケイデンス型の方はつま先寄りのセッティング、トルク型の方はかかと寄りセッティングがよいそうです。

*Qファクターについて

最初Qファクターとはなんぞや???と思い調べましたが、色々な意見があるようです。クランクの外側両端の距離というのが一般的なようです。クランクの種類によってその距離が変わっているようです。11速モデルのシマノクランクだとDURA ACE、R8000、105は146mmのようですが、何故か6800だけ146.6mmのようです。

ただ、ここで述べたいことは、クランク間の距離ではありません。

ペダルの種類やメーカーによってクランク根元からペダルセンターの距離、もっというとクリート、シューズの位置関係による実際の足までの位置、に違いがあり、それによってペダリングの足の軌道が変わるよ、と言いたいのです。

シマノのペダルについて、PD-540については、クランク根元からペダルセンターまでの実測が53mmくらいです。そこからクリートの取り付けを左右2mm、2.5mm、3mm(色々情報があって真実が見出せませんでした)動かせるとのことなので、実際は51~55mmくらいの間で調整可能なのでしょう。ただカピバラはそうでしたが、大体購入して取り付ける時クリート左右位置は真ん中にしているのではと思います。そしてその後、左右の調整はきっとしないような気がします。ちなみにULTEGRA、DURA ACEグレードのペダルはQファクターの違う2種類が販売されており、それぞれ52mm、56mmとなります。

一方、TIMEのペダルは、クランク根元からペダルセンターまでは、おおよそPD-540と同じで実測53mmくらいです。実際のQファクターはクリートの左右を入れ替えるのみの調整となり、+1.3mm、-1.3mmの二種類選べません。なので、51.7mmと54.3mmの二種類となります。カピバラは広げたセッティングにしましたが、ちょうどあったようです。

*ピンディングの付け外しについて

TIMEは軽い!と言われています。
確かに取り付け時はTIMEの方が、足を置くだけでキャッチされる感じで軽いですが、外すのはどちらかというと、ライトアクションのシマノの方が軽いような気がします。ただPD-540-LAより上のグレードのシマノペダルはスプリングテンションが重くなるので、付け外しの軽さを求めるなら、TIMEかPD-540-LAのどちらかでしょう。

*回転性能について

両方を手で回して空転させてみました。シマノのペダルは頑張って、ふんっ、と回しても1回転でピタッと止まります。TIMEは3回転でした。シマノのペダルは耐久性重視で、グリスがたっぷり回転性能がいまいち(DURA ACEはくるくる回るそうです)と言われています。まあその通りでしょう。ただTIMEもめちゃめちゃいい!といった感じではなかったです。最近クロスバイク用に購入したMKSのCT-LITEというペダルは、空転で数えきれないくらい(多分10回転以上)回りました。フラットペダルならおすすめです。

ただ実際の自転車に乗っている時の回転性能の感覚は、鈍感だからかわかりませんが、どれもあまり変わりません。どれもスムーズです。

*耐久性、寿命、消耗品について

多分こちらは比較すると、シマノの圧勝でしょう。まずペダルの材質が違います。PD-R540はアルミです。塗装がそんなにやわでないからか、クリートとの接触のみで丁寧に扱えば傷はつかないし、汚れも簡単に取れます。TIMEのXPRESSO 6は、樹脂素材にステンレスプレートがついています。丁寧に乗っても、ステンレスプレートはすぐに傷が入り、樹種素材部の汚れもシマノ比較だと落ちにくいです。

寿命についても、シマノのペダルは分解可能で、スモールパーツも入手出来るので、頑張ればメンテナンスして長く使えるでしょう。TIMEは基本メンテナンス不可で、ペダル裏面のカーボンスプリングが破損しやすいそうです。クリートキャッチでペダル裏面にシューズをガンガン当てると短命になるのかもしれません。ちなみにTIMEのペダルの購入を検討する際、国内正規品と並行輸入品があります。並行輸入品は安いのですが、壊れた際に直してもらえません。国内正規品であれば代理店で修理対応してもらえますので、よく考えて購入してください。

消耗品はクリートとなりますが、シマノクリートは簡単に入手可能ですが、TIMEは高いし多少入手しにくいです。歩く機会が多いと、TIMEのクリートはすり減りやすいですが、ほとんど歩かない分には大差ないです。

色々書きましたが、いかがでしたか。どちらがお好みでしょうかね。

それぞれのいいところを書いて、本投稿を締めましょう。

シマノペダルのいいところ
  *安い(TIME比較で)
  *ユーザーが多く、他の人とロードバイクを共有できる(可能性が高い)
  *高寿命、メンテナンス性高い
  *種類が多い(グレードでセッティングに微妙な違いがあって選択可能)

タイムペダルのいいところ
  *とにかく軽量
  *人と被りにくい
  *ビンディングの脱着が軽い
  *膝にやさしい(と言われています、実感もしてますが)

参考にしてみて下さい。
  

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